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中学生の感想

​2017年5月下旬、大分市内の中学校にお邪魔しました。

◆今日のお話を聞いて、僕が一番感じたのは人間という生き物はとても優しいなぁと改めて感じました。(中略)日々の生活が出来ることに本当に感謝しなければならないと大きく思いました。あたりまえすぎることが数え切れない程あると思うけど、今、このようなことを文章にして書いていることも一つの幸せであり、今日学んだことの一つです。「今」この瞬間、生きていられることがとてもすごいことなんだと思うと、日々の生活を精一杯生きて行くことが生きたくても生きられなかった人たちが一番望んでいることなんじゃないかなぁと思います。両親がいること、家があること、決してそれは当たり前ではないということを胸に刻んで生きていこうと思います。友達がいることも当たり前じゃないと思うと、いじめなんて考えられないんだなぁと思います。これからの生き方が変わっていくような大切な話をしていただけたんだなぁと思います。(中3男子)

◆私は、今回が初めての実際震災を体験している方からのお話を聞ける機会でした。涙が出ました。言葉に表せない大きな大きな大切なことを受けとりました。私は今まできっと何の苦しみもなく生きていたんだろう、私の”悲しい’’ “つらい”は、彼らに比べてみれば小さなことだったんだろうと思いました。(中略)人ごとのようになってしまった震災について、自分と同じ”人”に起こったつらい現実という認識が持てました。逆に、今までそれがなかった自分が恥ずかしいです。だから、今日、金先生が講演して下さったことに深く感謝します。私がこれからを生きていく上で、確実に何かが変わった、そんなお話でした。ありがとうございました。(中3女子)

◆今日の話を聞いて一番感じたのは「当たり前」が当たり前である幸せです。当たり前が続いているこの日常、そして、生きている事がとても素晴らしい事であり、一番の幸せであると改めて感じました。(中略)東北の人たちが必死に前を向いて生きていこうとしている姿に、とても心を動かされました。それと同時に、私は「今」を一生懸命生きられているのかを考えさせられました。東北の人たちはもっと苦しい思いをしているはずなのに、私は嫌な現実から逃げてばかりで、このままじゃいけないなと思いました。それに、自分も周りも大事にできているか、本当に心から笑えているのか、当たり前を大事に噛みしめて生きているか…、「生き方」を改めて考え直して、今をもっと大切に生きていけるようになりたい、そう思えるようになりました。もう現実から逃げずに、しっかりと向き合えるような人になりたいと思いました。(中1女子)

◆(前略)この講話は誰のためにあるのか。それを金先生が話している時にふと思いました。よく考えた結果、僕たち滝中生とその家族や地域の人たちのためにあることがわかりました。僕が、家族や地域の人たちに呼びかけて、そうして、周りの人たちが助かる。そのことを金先生は話していたのだと思います。(中1男子)

◆(抜粋)今日もお母さんと喧嘩をして「ごめん…。」とまだ言えないまま学校に来ました。これまでよりもっともっと家族を愛したいと思います。(中2女子)

◆(前略)講演で流した「心に残るメッセージ」を見て、私は途中で泣きそうになりました。そのメッセージからは、人と人とが支え合い、協力し合い、一生懸命生きようとしている様子が伝わって来ました。大人も子供も、自分や家族や友達の大事さを感じ、また、自分を支えてくれる人がいることを感謝しなければならないなと思いました。今、生きていることが、私はとてもうれしいです。(中3女子)

◆(前略)大船渡中学校の生徒たちのことも印象強く残りました。大変な思いをしても、元気でいる姿がとてもまぶしいなと思いました。私以上に輝いた日々を送っているなとも思いました。部活でも、狭くて環境が悪い中でしていてびっくりしました。負けていられないと思いました。(中3女子)

◆(前略)みんな、それぞれ明日が確かに来るとは限らないので、今を全力で、楽しんだり、大きな感謝を抱き、今あることを大切にしたいです。今日、この話を聴いて「生きる」ことを深く思いました。私自身、身近な人、ものを大切にしたいです。(中3男子)

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