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防災・教育講演
" 大震災を体験して思う「教育の原点」"
東日本大震災を体験。
それはここに住む子どもたちや保護者にとってあまりにも辛すぎる出来事であり、私自身にとっても苦しいものでありました。
自宅が流される、街がなくなる、そういったことも勿論辛いことではありましたが、子ども達の心やその後の人生を苦しめ続けたものは「喪失感」。
あの日以来、「人の命」「家族の在りよう」、そして、「生きる」ということについて深く考えるようになりました。
私ができることは、
「震災の教訓」や「震災後に感じたこと」を伝えること。
◆ 「 1 」のとらえ
◆ 「自助・共助」について
◆ 「子どもを守る」ということ
◆ 「教師・教育の原点」
◆ 「どう生きるか」ということ
震災後、明日の希望さえ見出せずにいたあの頃、国内外の本当に多くの皆さんに支えていただき、「人とは本当にありがたいもの」ということを身に沁みて感じたのです。
いつか恩返しがしたい。陸前高田市内の中学生たちは、「恩返し」ではなく、「恩送り」という言葉を使います。
昨今の、学校での「いじめ」や「自死」というニュースに心を痛めています。
震災後、大きな「喪失感」と闘いながらも、必死に生きようとする生徒たちの姿がありました。
今を生きる多くの子どもたちや親が、「人を大切にすること」、「生きること」について真剣に考えてくれたらと願います。この町には、生きたくても生きられなかった人たちがたくさんいましたので。
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